著者の岩崎航は、3歳で進行性の筋ジストロフィーを発症。現在は常に人工呼吸器を使い、胃ろうから経管栄養で食事し、生活のすべてに介助が必要な体でベッド上で過ごしています。しかし、自殺願望に覆われた10代、身体の苦しみに苛まされた20代を越え、30代の今、力強くまたユーモアを交えた詩を生み出し続けています。
心の奥に呼びかけるようなたった5行の詩群とエッセイ。すべての生きる人に勇気を与える 新時代詩人のデビュー作です。
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◎岩崎/航
詩人。1976年1月、仙台市生まれ。宮城県立仙台第一高等学校通信制を卒業。3歳の頃に筋ジストロフィーを発症。17歳のとき、自分の未来に絶望して死のうとまで考えたが、「病をふくめてのありのままの姿」で自分の人生を生きようと思いを定める。今は胃ろうからの経管栄養と人工呼吸器を使い、在宅医療や24時間の介助を得ながら自宅で暮らす。25歳から詩を書き始め、2004年の秋からは五行歌を詠む。13年7月、詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』(ナナロク社)を刊行。15年11月、エッセイ集『日付の大きいカレンダー』(ナナロク社)を刊行。コラム『岩崎航の航海日誌』のウェブ連載、メディアへの寄稿、講演会、トークイベントなど、表現の幅を広げ、精力的に活動中。
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サイズ:19 x 13.2cm
判 型:184ページ 、ハードカバー
発 刊:ナナロク社 (2013/6/28)
[新刊本] 愉快のしるし 2011-1995 CLOUD+SUNSHINE / 永井宏
2,200円(税込2,420円)
3,182円(税込3,500円)
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