随筆集 読むことの風/ アサノタカオ

型番 SB00511
販売価格 1,800円(税込1,980円)
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[新刊] 随筆集 読むことの風 / アサノタカオ

窓の外から景色が広がる感覚
そっと、側に置いておきたいと思った
なぐさめられているような
変わらずそこにあるような
そんな佇まいの本が届きました

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▽出版社より

固有の時間を生きるひとりのことば。それを自分自身の内にも探してみようと思い立った。すると、旅と読書の記憶に行き着いた。ことばの通じない異国を旅すること、知らない内容の書かれた本を読むことは、慣れ親しんだ世界から切れて、ひとりきりになるさびしさをともなう。しかしそのさびしさと引き換えに、ぼくは未知の世界へつながる喜びを得たのだった。
——アサノタカオ

「旅と読書は、「本当に大切なこと」を、さびしさに震えるきみに教える」。サウダージ・ブックスの編集人である著者が書籍や雑誌、リトルプレス、ウェブマガジンに寄稿したエッセイ、コラム、旅のノートに記したことばを集成した随筆集。ひとりになって自分自身を見つめ直す時間のなかで、世界や他者につながることの意味を問いかける。

購入者特典の付録には、夏葉社の島田潤一郎さんとの対談「ことばは個人的なちいさな声を守るもの」を掲載。


◎目次
本を読む夜が深く極まるとき

1 本から遠く離れて——読書論

散文 本から遠く離れて
ひとりになること
愛する人たちとの絆を切って
散文 本屋さんに行くと沈黙がある
小さな声が小さな字にくっついて
京都の善行堂で
本を書いたことのないぼくに
散文 「自由」の風からの贈り物
主人のない夜の本小屋では
散文 書を持って、海へ出よう
カバーを外して、中身をぶん投げ
文字に当てていた指が
海は、ひらかれた書物に似ている
散文 コーヒーと椅子、そしてことばのろうそくたちと
ことばが見つからない
本を読むことが苦しみとなり


2 君のものではない、世界の声に耳をすませろ̶旅の短章

散文 君のものではない、世界の声に耳をすませろ
サンパウロから州の西に向かう
必要最小限の生活用品
ジャングルの巨木から切り出した数本の柱が
夜の通り雨が降りはじめた
散文 霧のなかの図書館で
出発前日に大雨が降り
「世界の秘密を知るために」
雲ひとつない星空の下で
散文 そしてダラダラはゆく
飛行機が南の島の上空にさしかかり
散文 群島詩人の十字路で耳をすませて
散文 詩と夜空にかがやくもの


3 読むことの風

散文 読むことの風
海に向かって、石ころを投げる

あとがき

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◎アサノタカオ

1975年生まれ。編集者。大学卒業後、2000年からブラジルに滞在し、日系移民の人類学的調査に従事。2009年よりサウダージ・ブックスの編集人をつとめるかたわら、現在は新泉社・野草社で詩人・山尾三省の本などの企画編集を担当している。

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 著 :アサノタカオ

装丁・組版:納谷衣美
編 集:A.N.
装画・本文イラスト:nakaban
印刷・製本:株式会社イニュニック
仕 様:四六判変形(幅122mm*縦188mm)/128ページ/並製

定 価:本体1800円+税
出 版:サウダージ・ブックス


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